限度額は最大5万4千円で 特段設けないペイディーと異なる

後払い

限度額は最大5万4千円で 特段設けないペイディーと異なる

調査会社によって数字は違うが、国内の後払い決済額は5千億円前後とみられている。電子商取引で使われる金額の3%にあたるという。使える分野はネット通販から広がっている。ペイディーは今月、航空券予約サイトのエボラブルアジアとの協業を発表した。

急成長するペイディーに対し、最大手のネットプロテクションズ(同・千代田)も手を打つ。キヤノンITソリューションズと開発してきた審査用のAIについて、導入に向けた検討を急いでいる。

ネットプロテクションズの現在の年間決済額は2500億円という。支払いは商品発送から14日以内。限度額は最大5万4千円で、特段設けないペイディーと異なる。

ペイディーは6月、台湾企業を買収した。金融とIT(情報技術)が融合した日本のフィンテック企業がどこまで成長できるか。世界でネット市場が拡大する流れに乗り遅れれば、成長はおぼつかない。

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