スコア後払い 滞納
本来、仕事や私生活を妨げるような督促は貸金業法という法律で厳しく規制されており、職場などへの督促はこの法律に触れる違法行為です。
しかし、この規制は貸金業法が適用される業者(消費者金融など)に対してのみであり、スコア後払いの運営元はその対象外です。
結論からいうと、スコア後払いで滞納したからといって、それが原因による金融ブラックの危険性はゼロ。なぜならスコア後払いの運営会社(株)SCOREは、金融ブラックの前提条件である信用情報機関の会員会社ではないためです。
Q.自動音声で支払い催促の連絡が来たのですが、スコア後払いからの連絡で間違いないですか
A.0120-98-4440 からのご連絡の場合は、スコアからのご案内で間違いありません。
スコア後払いに起因した「身に覚えがない請求が届く」ケースは珍しいものではありません。ケースごとの対応方法も、公式サイトを中心に細かく提示されています。
スコア後払いは、商品と同時もしくは後日届く請求書を使って支払うタイプの決済サービスです。
スコア後払いに対応したネットショップなどの店舗であれば、入力情報さえ正確なら特別な手続きをする必要なく簡単に利用できます。とても便利なサービスですが、この利便性の高さが原因となり、不正利用に用いられるケースは少なくありません。
支払期限を過ぎた後1~2週間程度経過すると、スコア後払いの運営元から督促を受けます。この段階での督促は、商品購入時などに入力した電話番号宛てに、フリーダイヤルを使った電話による方法が通例です。
届いた請求に対する確認方法についても注意が求められます。スコア後払いは、請求書による支払い限定のサービスであることから、専用アプリや明細から利用先などを確認する方法がありません。
スコア後払いの運営元である(株)SCOREは、日本後払い決済サービス協会の会員として加盟しています。この協会では、会員による相互の情報共有が行われているといわれており、利用者の利用状況などもその対象です。
滞納したという事実も、会員の会社間で全て共有されていると考えられます。
「スコア後払いが使えなくなるくらいなら、まだなんとか我慢できる」と考える人もいますが、問題はそこで終わりません。スコア後払いのサービス利用が永久停止になると、同業他社のサービスの利用もNGとなる恐れがあるのです。
店舗にも連絡することで、本当に身に覚えがない利用分であることをスコア後払いの運営元と店舗の両者にアピールできます。こうすることで、問題解決を早める効果が期待できるわけです。
余裕があるようなら、ぜひ店舗に連絡を入れるのも忘れずに行ってください。
Q.別人あて・注文していない商品の請求書が届いています
A.心当たりの無い請求の場合は、お問い合わせフォームからご連絡をお願いします。
スコア後払いサービスは、購入店からの情報を元に請求書を発行しています。
請求書の表面に購入店の連絡先が記載されていますので、念のため店名のご確認をお願いいたします。
大前提としてこのケースでは、すでに支払った情報がスコア後払い側に全く送付されないわけではなく、あくまでも情報の登録が遅延しているだけです。
一定時間が経過すれば遅延していた情報が届き、支払い済みの処理が改めて行われるので、基本的に滞納扱いになる心配はありません。
利用NGの可能性があると考えられる、スコア後払い以外の後払い決済サービスをまとめました。ぜひ参考にしてください。
ただし、スコア後払いを採用するシステムが原因で忘れた頃に請求が届いたり、すでに支払った分が遅れて請求されたりするケースもあります。手軽に後払いで商品が購入できる便利なスコア後払いですが、利用するのであれば最低限の知識は持ってから使用した方がいいでしょう。
スコア後払いから身に覚えがない請求が届く理由として特に注意したいのが、不正利用によるものです。
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